あなたは「聞く力」がないことに
悩んでいませんか?
●「話を聞いていないと言われてしまう……」
●「周りの人がそっけなくなった……」
そこでこの記事では
職場で「聞く力」を爆上げする
伝説的な方法をお届けします。
2013年から人間関係で苦しむ人の相談・カウンセリングにのり始め、
現在は500人以上の悩み解決に携わってきました。
また、カウンセリングだけでなくプログラムの作成・販売もしています。
「聞く力」の磨き方とは?
「聞く力」を磨くためには
まずはカンニングをしましょう!
突然、こんなことを聞かれれば
あなたはきっと驚くと思います。
「コミュニケーションってカンニングがあるんですか?」
「カンニングコミュニケーションがあるんですか?」
反応はまちまちでしょう。
言葉の通り、
コミュニケーションスキルは
「カンニング」しましょう、という意味合いです。
コミュニケーションスキルを本気で
身に着けようとすれば、時間も労力もかかります。
またライザップのように
個人トレーナーがいれば、
彼らがPDCAを回してくれるのですが、
個人でコミュニケーションスキルを
身に着ける場合、PDCAを自分で
回さなければいけません。
さらに、コミュニケーションスキルは
多岐に渡るため、
「どこから学んでいいかわからない……」
「一度学んだところが1か月後には
忘れてしまった……」
という事態に陥る方が
非常に多いです。
そんなときに役立つのが
「コミュニケーションのカンニング」
なのです。
コミュニケーションスキルは
覚えようとすると失敗する
あるコミュニケーションの実践講座は
6カ月で50万円掛かります。
しかし、この実践講座を学んでから
1年経つと、
そのときに学んだことを
使う機会がなかったら
ほとんど忘れてしまいます。
このプログラムも同じです。
使う機会がなかったら
どんどん忘れてしまいます。
そこでわたしがあなたに
ご提案したいことが
「カンニングペーパー」
を作ることです。
今からコミュニケーション
を行う上で最低限守らないと
いけないチェックポイントを
あなたに伝えます。
このチェックポイントは
常に持ち歩いて、
コミュニケーションを使う際に
目の届くところにおいてください。
あとはチェックポイントを
確認しながら、
実際にコミュニケーションを
行ってください。
決して「覚えよう」
としないでください。
歯磨きのように
チェックポイントが自然と
できるようになるまで、
カンニングをしてください。
意気込んで
「よし一流の聴く技術をマスター
してやる!」
と思っても、
最初からうまくいくことは
ありません。
また頭で「~をしてから~をして」
と考えながらやると、
脳に負荷がかかります。
脳は負荷を減らそうと
するため、
そうしたあなたの努力を
させないように、
働くようになり、
1週間も経つ頃には
モチベーションが上がらなくなってしまいます。
ですので、
「コミュニケーションをマスターしよう!」
とするのではなく、
チェックポイントを見ながら
コミュニケーションをしてみよう、
という楽しむこころを持つようにしましょう。
聴く力のカンニングポイント5
・オウム返しを使う
・感情に共感する
・相手の話を最後まで聞く(さえぎらない)
・批判せず、肯定的ストロークを使う。
・人の話を聴くときはうなずく、あいづちを打つ。
それぞれ具体的に掘り下げていきます。
人の話を聴くときはうなずく・あいづちを打つ。
もしあなたが誰かと
話をしている場合、
あなたの話を
じ~っと目を見てくるだけ
だったら、「怖い」と思いませんか?
そうではなく、
「そうなんですね」「それは面白いですね」
「すごいですね!」「今度やってみようと思います」
と笑顔でうなづいたり、あいづちをされたら、
どんどん話をしたくなりますよね?
ですので、相手の話を聞く際には
よくうなずき、
「そうなんですね」
「それは面白いですね」
「すごいですね!」
「今度やってみようと思います」
と肯定的ストロークであいづちを
うつように心がけましょう。
オウム返しを使う
オウム返しは簡単です。
相手の話を繰り返すだけです。
たとえば相手が「仕事でうまくいかなくてさ」
と言ってきたら、
「仕事でうまくいかないんだね」
と言うだけです。
人は自分の話をちゃんと
聞いてもらいたい、と思っています。
オウム返しをすることで
「ちゃんと話を聞いてくれている」
と相手は安心します。
たとえば
「仕事でうまくいかなくてさ」と
あなたが悩みを打ち明けても、
「……はあ」
と相手が答えたら、
(この人、ちゃんと話を聞かないな)
と落胆するのではないでしょうか?
ですから、まずは相手の話を
オウム返しをしましょう。
※ただしすべての会話を
オウム返しをしてしまうと
逆効果です。
嫌な人間関係を壊したい方に
おすすめの方法です。
相手の感情に共感する。
オウム返しだけでは
逆効果になることがある、
と言いましたが、
オウム返しにプラスして
「共感」が必要になってきます。
たとえば
「最近残業が多くてさ」という悩みの
打ち明けに対して、
「残業が多いんだね」
がオウム返しですが、
「残業が多くて大変なんだ……辛いよね」
の「辛いよね」の部分が「共感」です。
これを言われると、
「この人はわたしのことを理解してくれる」
と高い信頼と愛情を寄せてくれるようになります。
人は自分を理解してくれる存在を
強く求めています。
あなたはそう願っているからこそ、
このプログラムを購入したのだと
思います。
ですので、
この感情の「共感」をオウム返しに
プラスをして言うようにしましょう。
「感情の共感」の例としては……
「辛いよね」
「悲しいよね」
「楽しいね」
「面白いね」
とワンフレーズ付け足すだけで十分です。
変に凝ったことを言おうとすると
相手の感情とはズレてしまい
「共感」ではなくなってしまうので、
簡単なワンフレーズだけに
しておきましょう。
相手の話を最後まで聞く(さえぎらない)
もしあなたが
「仕事が辛いんだよね」と話を振ったのに、
「ああそうなんだ。でさ、俺の彼女がさ……」
と自分の話をしだしたら嫌ですよね?
わたしはこれを「話題泥棒」と呼んでいますが、
多くの人が「話題泥棒」をしてしまいます。
話題泥棒はせず、
相手の話を最後まで聞くようにしましょう。
最低限のエチケットです。
批判せず、肯定的ストロークを使う。
これも説明するまでもないですが、
「仕事が辛いんだよね」と打ち明けたら、
「仕事が辛い?仕事舐めすぎじゃないの?」
と批判されたら、
(この人に相談しなければよかった)
と後悔しますよね?
誰しも批判は嫌なものです。
そして誰もが褒められることを欲しています。
相手が欲しいものを
与えてあげましょう。
誰もが考えればわかることが
多くの人ができません。
社会人になったら、褒められることは少なく、
批判ばかりです。
そんな中、あなたが批判ではなく
褒めることで、
あなたはトップ5%の人間に
入ることができるのです。
まとめ
今、お話をした
聴く力のチェックポイント5は
メモ帳などに書くようにし、
それを見ながら
コミュニケーションをするように
してみてください。
覚えようと努力しなくて
かまいません。
ただチェックポイントを
クリアするように楽しむだけで
いいのです。
このチェックポイントを守るだけで
人間関係の質が大きく変化することを
あなたは実感することでしょう。