こんにちは進藤です。
突然ですが、あなたの職場には
仕事のやり方を強要してくる
人はいますか?
「進藤さん、わたしの上司が
それです」
「います。ものすごく
悩んでいます」
とお悩みの方には朗報です。
では、今から
「自分の仕事のやり方を
強要してくる人の対策」
の授業を始めましょう。
なぜ、強要してくるか?
人には
独特な価値観があります。
たとえば「仕事は我慢代」と
いう価値観をもっている人も
いれば、
「仕事はゲーム」という
価値観をもっている人もいます。
この価値観ですが、
人には「自分の価値観は正しい!」
と確認したい欲があります。
仕事のやり方には
その人の価値観が
色濃くでているため、
仕事のやり方を
否定すると、
価値観を否定する
と思われ、
信じられないほど
激怒されることに
なるのです。
強要に対する対処法
ですから、
仕事のやり方を強要されたら……
まず共感を。
「~のやり方で進めろ」
「~のやり方ですね、わかりました」
とまずは受け入れるのです。
「進藤さん、そんなことくらい
やってますよ!」
とあなたは思うかもしれません。
しかし、世の中の多くの人は
「まずは共感」ができません。
「いや」「しかし」「でも」
と否定するので、
反発をくらうのです。
まずは共感、が
人間関係では強力な
パワーを発揮します。
仕事のやりかたを曲げさせる
ここから、
相手の「仕事のやり方」を
ねじ曲げる作業に入ります。
すこし難しいのですが、
相手の価値観を活用して、
相手の「仕事のやり方」を
曲げるのです。
どういうことか、
と言いますと、
たとえば「効率重視」の
上司がいるとしたら、
まずは上司のやり方を
そのまま素直に
やります。
次にあなたの仕事のやり方を
上司に相談する形で
話してみるのです。
「~さんの仕事の進め方を
やってみたんですが、すぐに
仕事が終わってミスもしません
でした。~さんの仕事の価値観は
効率的ですばらしいです」
とまず相手を誉めて、
よいムードを作ります。
次に
「実は~の点を~のように
すると、さらなる効率アップが
できるのではないか、と思いまして、
効率を上げるために~をしても
よいでしょうか?」
と話します。
このような話し方であれば、
相手の価値観を否定していないため、
あなたの仕事のやり方が
受け入れられる可能性が
飛躍的に高まります。
つまり
強要→反発
強要→我慢して受け入れ続ける、
ではなく、
強要→共感→ねじ曲げる
ことが相手から嫌われませんし、
あなたもストレスで悩まなくなります。
とはいえ、1回でうまくいく方法ではありません。
何度も根気よく繰り返して
行わなければいけない方法です。
イメージとしては
「お手」をダックスフンドに覚えさせる
感じで行っていきましょう!
進藤